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2017/08/19 19:28
食欲も落ちてくる夏。清涼感たっぷりのハッカジェラートはいかがでしょうか?
今年も日光をいっぱいに浴びて、岡山県小田郡矢掛町でハッカが無農薬で元気に育ちました。
ペッパーミントともスペアミントとも違う!!国産ミント!!
岡山県南部では、江戸末期からハッカ栽培が盛んで、国内でも有数の産地として知られていました。40年ほど前に廃れてしまっていたハッカ栽培ですが、岡山県小田郡矢掛町で2010年、その頃栽培されていた品種が発見されたことをきっかけに、またハッカ栽培がスタートしました。
現在は、「真美緑」「博美人」の品種を栽培しており、ジェラート醍醐桜ではそれぞれの特性に合わせ製造をしています。
まず、最初に商品開発をおこなったのは「真美緑」。矢掛薄荷蒸留所では、ポルトガルから銅製の蒸留機を取り寄せ、蒸留を行います。
40Lタンクにハッカをギュウギュウに詰め込んで、三時間ほどかけてとれるオイルは、、
なんと、わずか2,000分の1(20ml)。
ものすごく貴重なこと間違いなしです。
真美緑のジェラートは、このハッカオイルに岡山の自社牧場のジャージー乳を合わせました。
滑らかさと、上品な香りが特徴的な仕上がりになっています。
チョコレートミントは、真美緑ジェラートにチョコレートのつぶつぶ触感を残して混ぜ込んでいます。
つぎに、博美人のジェラートはオイルではなく、葉そのものを粉砕して混ぜ込みました。
オイルとは違った、複雑さとマイルド感が特徴的な仕上がりになっています。
合成ではない、本物のハッカの香りを是非味わって頂きたい。
現代でハッカといえば、ただただ刺激的なメントール感であったり、モノによっては青色の商品であったり。
きっと、ほんとのハッカを知っている人はほとんどいないのではないでしょうか?
ぜひ、この機会に国産の本物のハッカを使用したジェラートをご堪能くださいませ。
そして、機会がございましたら、岡山県小田郡矢掛町という町にもお立ち寄りくださいませ。